メンテナンス
スノーボードのメンテナンスは、ボードの寿命を延ばし、滑走性能を維持するために非常に重要です。以下は一般的なメンテナンス手順です。
1. ボードのクリーニング
滑走後は必ずボードをきれいにしましょう。
- 必要な道具: エッジシャープナー、ダイヤモンドファイル、ラバー砥石
- ステップ:
- ボードの表面や滑走面に付着した雪や水分を乾いたタオルで拭き取ります。
- エッジ(板の端)に水分が残っていると錆びることがあるので、特に注意して拭き取ります。
- 泥や油分がある場合は、専用クリーナーで滑走面を拭きましょう。
2. エッジのメンテナンス
エッジの錆びやバリを取り除き、シャープに保つことでターン性能が向上します。
- 必要な道具: タオル、クリーナー
- ステップ:
- 錆び取り: 軽い錆びはラバー砥石で優しくこすり取ります。
- エッジ研ぎ: エッジシャープナーを使って滑走方向に合わせてエッジを整えます。
- 仕上げ: ダイヤモンドファイルでエッジの表面を滑らかにします。
3. ワクシング(滑走面の保護)
ワックスを塗ることで滑走面を保護し、滑りが良くなります。
- 必要な道具: スノーボード用ワックス、アイロン、スクレーパー、ブラシ
- ステップ:
- 古いワックスを取り除く: 専用クリーナーやスクレーパーで古いワックスを除去します。
- ワックスを塗布:ホットワックスをアイロンを使用し塗布します。
- 冷却: ワックスを完全に冷ます(20分~程度)。
- スクレーパーで削る: 滑走面に残ったワックスをスクレーパーで削り取ります。
- ブラッシング: 最後にブラシを使って滑走面を整えます。
4. ビンディングのチェック
- ネジが緩んでいないか確認し、必要なら締め直します。
- ベルトやストラップが摩耗していないか確認し、破損している場合は交換しましょう。
5. シーズンオフの保管
- 滑走面に保護用ワックス(ホットワックス)を厚く塗り、そのままワックスを剥がさず保管します。
- 湿気の少ない場所で、ボードを立てかけずに平置きするか、専用の収納バッグに入れて保管します。
これらのメンテナンスを定期的に行うことで、スノーボードのパフォーマンスを最大限に引き出し、長く使用することができます。メンテナンス道具は専門店やオンラインで手に入りますので、ぜひ揃えてみてください